アトピー性皮膚炎と尋常性乾癬の見分け方は?

尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)は、見た目がアトピー性皮膚炎と似ているため、見分けるのが困難とされています。

自宅で症状をみて、その違いをどう判断すればいいのか考えてみましょう。

■小さくて赤いか白い靄がかかっているかが目安。

アトピー性皮膚炎の場合、赤く小さな粒が寄り集まって全体をつくっています。

人によっては内包する分泌物が出て重症化しているケースもあります。

赤いぶつぶつが広がっているのがアトピーの見た目の特徴です。

これに対して尋常性乾癬は、赤いぶつぶつというより、患部全体に白い靄がかかったようで、ピンク色にも映ったりします。

またぶつぶつの面積も大きく、1つの塊が白い靄でつつまれているように見受けられます。

痒みの有無には個人差があるので、痒みで判断することはできません。

■アトピー性皮膚炎に重なって起こる尋常性乾癬。

アトピー性皮膚炎をすでに発症している人でも尋常性乾癬を起こす場合があります。

そうなると見分けるのはいっそう困難になります。

私たちが自宅で見分けるのには、それほどの意味はありませんので、とにかく発疹が見つかって治まらないようなら、皮膚科を受診してください。

放置したり自分で経過観察してやり過ごしてしまったりという行為は危険です。

■自己判断で市販薬を勝手に使用するのは禁物です。

見分けることよりも専門医の診断が第一。

最低でも薬剤師に相談しましょう。

たいしたことはないと自己判断して、市販薬の軟膏で済まそうとする人もいます。

しかし症状が特定されていないのに軟膏を塗るのは、ただ傷口にフタをしてしまうのと同じ。

薬剤師に指導を受けることが最低条件です。